こんにちは♪お花大好きひーちゃんです。
庭にたくさんのお花があるのって、癒されますよね~
でも、たくさん花の苗を買ってきて、増やそうと考えても、結構コストがかかるからできないって方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな方へ朗報です。
今お庭にある植物でお金をかけずに、花いっぱいの庭にするガーデニングテクニックpart2として「挿し芽」についてお話します。
お金をかけずに、庭を花いっぱいにするガーデンテクニックpart1「摘芯」とは?の記事を元にでカットした元気な茎や枝の上端の芽を使って、挿し芽を作れば、

沢山花を咲かせるためには、摘芯が必要だけど、
カットした側も元気だからもったいない・・・
と感じて、なかなか摘芯が進まない方の悩みも解決できると思います。
ぜひ、checkしてみて下さい。
挿し芽とは?
まず挿し芽とは、増やしたい植物の若い枝や茎、葉などを切り取り、土に挿して発根させて、増やす方法をいいます。
そのため、摘芯で摘んでしまった元気な茎や枝は挿し芽にして増やすにはピッタリということです。
このような感じ↓で挿し芽が上手に根付くと、増やすことが可能です。


写真に写るサファニアはすべて挿し芽から育ててます!
プランターに発根した挿し芽を何個も移植することで、苗を購入しなくても、プランターいっぱいに花を咲かせられます。
親株 子株
ちなみに、左写真が薄ピンクのサファニアの親株で、右写真に写る同じ色のサファニアが挿し芽から育てているものです。
挿し芽のやり方は?
摘芯した後のサファニアから、挿し芽のやり方を説明していきます。
摘芯について詳しく知りたい方は お金をかけずに、庭を花いっぱいにするガーデンテクニックpart1「摘芯」とは? 記事をcheck!
挿し芽を作成した日は2021/7/17です。
摘芯された上端の芽 2本に分解したサファニア
こちらは、摘芯で摘んだ上端の芽です。

摘芯はしないけど、挿し芽を作りたいです!
カットするポイントはありますか?

摘芯に関係なく、摘む場合は必ず下に葉があるところ、
欲をいうと、脇芽があるところをカットしたほうがいいよ!

カットした下に葉や脇芽がないと、親株が成長できなくなるからだよ
茎が2本で1本として生えていたので、分解します。
2本のうちの1本 花弁と蕾を摘み取る
分解したうちの1本を使い、挿し芽を作っていきます。
まず、挿し芽にしたい芽に花弁や蕾があれば、摘み取ります。

花弁や蕾を摘み取るのは、挿し芽からの発根率を下げないためだよ
挿し芽を切断し長さを調整 葉の数を調整する
挿し芽にした茎が長い場合は、草花なら5センチ程度、樹木なら10センチ程度に切断します。

切断するときは、斜めに切断すると、発根しやすくなるよ
次に、茎についている葉を1/3程度に減らし、残す葉は半分(水に浸かっている茎の葉のように)に切ります。

葉の数を少なくし、半分に切るのは、
葉からの蒸散を少なくするためだよ
そして、最低30分程度水に入れて、吸水させます。
吸水が終わったら、発根促進剤(ルートン)を切断部に玉にならないようにつけます。
ルートンをつけた状態
ちなみに、
このルートン、発売元によってお値段が違います。
当初、私もホームセンターで先に見つけた住友化学さんのルートン15gを購入しました。
でも後から見つけてショックを受けましたが、石原産業さんのルートン20gの方がお得な値段でした。
その違いを詳しく調べましたが、成分は同じだけど、製造者や販売者が異なるだけと結論がでました。

同じものでも、ブランド力の差で値段が違うのかも
なので、特にこだわりがないなら、石原産業さんのルートンがおススメです。
使用した卵パック 千枚通しで穴をあける 穴をあけた卵パック
さし芽ができたら、次は挿し芽を育てる環境づくりです。
家庭にあるもので、挿し芽を育てるなら、卵パックがおススメです。
卵パックに鋭いもの(私は千枚通し)で1個ずつ穴をあけます。

けがに気を付けてやってね!
先ほど用意した穴をあけた卵パックに挿し木・さし芽・種まき用の土を入れます。
土を入れたら、必ず土に水をかけて、吸水させておきます。

挿し木・挿し芽・種まき用土はホームセンターで手に入れられるよ
吸水させた土に1穴につき、2つぐらいまで育てることが可能のため、ブスブス挿します。
写真では、サファニアとついでにペンタスを挿しました。
最後に半日陰において、土が乾かないように毎日水をあげて管理することで、約1か月ほどで発根します。
中には約10日程度でも ↓の写真のように白い根がしっかり発根するものもいます。

十分に発根したかどうかは、茎を引き抜こうとすると分かります。
十分に発根していると、引き抜けず、土ごと引き抜けてしまいます。
そして、発根した挿し芽を育てたい場所(花壇や鉢)へ植え替えれば、そのまま苗となり、花を咲かせることが可能になります。
挿し芽の注意点は?
発根促進剤を使用することで、比較的簡単に様々な植物の挿し芽(挿し木)を作ることは可能です。
ただし、以下の条件だと難しい場合もあります。
×病害に弱く、挿し芽が腐りやすい植物
×成長を促す成長ホルモンの活性が低い植物
×親木の年齢が高い
×採取したさ挿し芽の先端で幼若性が低い
×花芽がある ←挿し芽にする際に花芽を摘むことで可能になる
まとめ
今回は、 お金をかけずに花いっぱいの庭にするガーデニングテクニックpart2「挿し芽」についてお話しました。
ぜひ、挿し芽というガーデニングテクニックをマスターして、お金をかけずに花いっぱいの庭を実現してみて下さい。
挿し芽は一度作り方を覚えると、色々な植物を試して、増やしたくなると思いますよ。
あなたの庭が花いっぱいになりますように✿ では、また★
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