こんにちは♪お花大好きひーちゃんです!
最近、自宅の花壇のサファニアに異変が起きました!!

あれ?摘心してたから気づかなかったけど、
最近葉づき悪い?!
いつのまにか、根に近い茎に葉がなくなっていました・・・
しかも、ところどころ葉をよく見ると、かじった痕跡がありました。

「可哀そう、もったいないな」って言いながら、
沢山花を咲かせるためにお世話してたのにね。
原因を見つけるため、周囲をくまなくみてみると、犯人がいました!!
みなさんは、わかりますか?ヒントは写真です。

正解の犯人は・・・こいつ!!
お庭でお馴染みのダンゴムシでした!!

写真には残せませんでしたが、よくみると、サファニアの新芽をダンゴムシが食害していました。

え?ダンゴムシって土の分解者とか言われてて、
いいやつじゃなかったの?
これまでの私のダンゴムシに対するイメージは、「落ち葉を食べ消化し、糞は土に還るいいやつ(益虫)」だったので、正直驚きでした。
でも色々調べると、ガーデニングで新芽をダンゴムシに食害されるのは結構あるみたいでした。
今回は、ダンゴムシ対策を実際に試してた結果をもとに、最適な対策を紹介したいと思います。
ダンゴムシは益虫じゃないの?
ダンゴムシとは
ダンゴムシは、虫とつくことから昆虫だと思っていませんか?
私も調べるまで知りませんでしたが、実はダンゴムシは昆虫ではなく甲殻類でエビやカニの仲間です。

確かに、刺激で身体を丸めた姿はエビの甲羅にも似ていますよね。
日本には生息しているダンゴムシ3種類で、よく見かけるのは「オカダンゴムシ」という種類です。
ダンゴムシが好きなものは?
ダンゴムシは主に暗くて、じめっとした所を好みます。

よく枯れ葉のしたとか、植木鉢の下にいるよね
またダンゴムシは雑食で、特に枯れ葉や軟らかい葉や茎、花芽、根を好きで、特に植物だとナスやイチゴ、花はパンジーやビオラなどの軟らかい植物が食害されやすいです。

だから、比較的軟らかいサファニアさん
の新芽も食べられちゃったんだね。
さらに、ダンゴムシは一度に10~100個の卵を産むことで大量発生しやすいです。
大量発生により、放置していた枯れ葉や花ガラだけでなく、軟らかい植物が食害されてしまいます。

そういえば、ひーちゃんも「土に還らせたほうがいいかな」って、
花壇に枯れ葉や花ガラを放置していたね。

そうそう!
土に置いておいたら、いつか土に還って肥料に変わるかと思ってさ。

全く自然に任せて、土の上に放置しても、
完全に土に還るには1年以上かかるよ。

じゃあ、ダンゴムシを寄せ付けたくないなら、
こまめに片づけたほうがいいね!
ガーデニングでの最適なダンゴムシ対策は?
枯れ葉や花ガラ、引き抜いた雑草は放置しない!
まず、簡単にできるガーデニングでの最適なダンゴムシ対策は、枯れ葉や花ガラ、引き抜いた雑草を放置しないことです!!
放置する枯れ葉や花ガラを食べる流れで、軟らかい葉や茎、花芽、根を食害されてしまうことがあります。
面倒でも、必ず枯れ葉や花ガラ、引き抜いた雑草も放置せずに片づけるようにしましょう!
本格的なダンゴムシ対策は何がいいのか?
枯れ葉などを放置しない対策をした後に本格的なダンゴムシ対策となると、一番初めに思いつくのは、薬剤ではないでしょうか?
例えば、デナポン5%や
ハイパーお庭の虫コロリを使おうと思いませんか?
私もそう考えて、一度ホームセンターへ下見に行きました。
下見の結果、
ガーデニングはしてなくて庭に大量発生したダンゴムシ駆除するなら、これらの薬剤を使うことが手っ取り早くていいと思うのですが、
値段はデナポン300gで800円程度と、意外に値段がはります。
きちんと使用方法を守れば自分の身体に害は少ない記載はありますが、
少なからず庭の植物たちに影響がありそうに感じて、購入を止めました。

意外に値段はるよ・・・
これ使って花たちへの影響はないのか不安・・・

薬剤は便利だけど、害虫を駆除できるだけの効果があるってことは
庭の花たちにもなにかしら影響ありそうだよね・・・
そこで、安全な方法3つを候補に絞りました。
①穀物酢液・・・酢と水で150倍の希釈液を作り、植物に噴霧する
②木酢液・・・木酢液と水で300倍の希釈液を作り、植物へ噴霧する
③コーヒー・・・濃いめに入れたコーヒーを植物へ噴霧する
ただし③コーヒーについては、ダンゴムシはコーヒー自体のにおいは嫌うそうですが、出がらしは好むという情報を得たので、むしろ集まっても嫌なので、候補から外しました!
①穀物酢液

まずは一番家庭にあって、実行しやすい穀物酢液から試してみました。
特製の穀物酢液を500ml作り、実際にダンゴムシが蔓延る花壇にかけてみました。
すると、かけた途端に花壇からダンゴムシが逃げていきました!


かけている私でも
鼻がツーンとしました

おっ!これは効いたのではないか!!
でも次の日になると、またサファニアの葉を食べている姿を見つけ、かけてみると逃げていきました。
そして次の日も、またサファニアの葉を食べている姿を見つけました・・・


一度は追い払えるけど、次の日にはいて、
これじゃあ、いたちごっこだよ・・

そうだよね、次試してみよう!
②木酢液

最初の候補の米酢液がなかなかダンゴムシ対策には効果が薄かったため、次は木酢液を試してみることにしました。
ちなみに、木酢液は炭をつくるときにでる水蒸気を液化したもので、防虫・殺菌作用があります。

木酢液はホームセンターでも
300円程度で購入できるよ
実際に木酢液のニオイを嗅いだことがある方なら分かりますが、
木酢液は、バーベキューの時に嗅ぐ燻製のようなニオイが5倍ぐらい強くなって、液体に濃縮しているように感じて、人間でも逃げたくなります。(笑)
こちらも特製の木酢液を500ml作り、ダンゴムシが蔓延る花壇へかけてみました。
すると、こちらもかけた途端にダンゴムシは逃げていきました。

肝心の次の日、花壇にダンゴムシの姿は見かけますが、葉にたかっている姿は見つけませんでした。念のため、この日もよくたかっているサファニアに木酢液をかけておきました。
その後、毎日花壇を見ていますが、ほぼダンゴムシの姿はみかけなくなりました。
ただし木酢液の注意点としては、高濃度のまま植物へかけてしまうと植物を傷めてしまう可能性があります。
また木酢液には、正しく希釈し使用すれば人体には影響はありませんが、毒性の強いホルムアルデヒドが含まれています。
必ず推奨されている濃度を守り、小さな子供などの手の届かないところで使用・保管してくださいね!
結果
ガーデニングでの最適なダンゴムシ対策でまず試すことは、枯れ葉や花ガラ、引き抜いた雑草を放置しないことです。
本格的なダンゴムシ対策としては、日常的な予防には穀物酢液、食害がひどいときには木酢液を使うと良いと思います。
具体的には、ダンゴムシが植物を食害している姿をよく見かけたら、一度木酢液をたっぷりかける。
その後に食害はしていないけどダンゴムシを見かけるときは、穀物酢液をかけて寄せ付けないようにするというような感じです。
なぜなら、木酢液はダンゴムシ対策には有効だけど、植物にかけすぎると傷つけてしまう可能性があるからです。
まとめ
今回はガーデニングでの最適なダンゴムシ対策について実体験をもとに紹介してきました。
私の場合は枯れ葉や花ガラ、引き抜いた雑草を放置しないことから試し、本格的なダンゴムシ対策として、日常的な予防には穀物酢液、食害がひどいときには木酢液を使うことで解決できました。
ぜひ、ダンゴムシ被害でお困りの方は私の方法を試して頂けると嬉しいです。
では、また★
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